
ポリプテルス・セネガルス
フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』より
上の写真は、西アフリカの沼地などに生息するポリプテルス・セネガルスという体長40センチ程度の淡水魚。ペットとして飼育されることもあるので、アクアショップやホームセンターなどで見かけた方もいらっしゃるかもしれない。この魚がいま、あることで非常に注目を集めているという。
なんと、この魚の持つ鱗の構造が防弾チョッキに応用されるかもしれないとのこと。
なんでも厚さ約5億分の1メートルというこの魚の鱗は4層構造になっており、攻撃を受けた時に、衝撃を分散させることで鱗の下の軟らかい細胞組織へ攻撃が貫通するのを防ぎ、あらゆる損傷を攻撃を受けた鱗の周辺部分だけにとどめる役割があり、結果として非常に際立った防御能力を有するというのだ。これを研究すれば、軽量で、且つ爆風にも強い防弾チョッキが作れるのだとか。
こうした軍事的な事柄に絡む技術の話になると脊髄反射で完全否定する人たちがいる。その心情には一定の理解を示さないでもないが、技術の軍事転用が気に入らなければ、声高に反対を叫ぶよりも、積極的に平和利用する方法を提案するほうが聴衆に受け入れられやすいのではないかと思う。
例えばイルカが超音波を発して水中の物体を感知していることを研究して潜水艦などに搭載されているソナー(音波探知機)は進歩し、敵艦や機雷の発見精度を向上させてきた。これを「許せない」というのであればソナーを用した魚群探知機の進歩も無く、美味しい魚が安価で食卓に饗される確率も減ったはずである。
そもそも或る技術を軍事利用するか平和利用するかは人間側の判断に委ねられているはずだ。話を戻せば、今回話題となっている防弾チョッキにしても、(悲しい話だが)無差別連続通り魔事件のような凶悪事件が頻発する現代社会においては護身用として一般生活においても必需品になるかも知れない。
ところでこの防弾チョッキ、魚の鱗がモチーフだけに、将来的には
「雑兵の海闘士ならいざ知らず、私たち七将軍の鱗衣は黄金聖衣にも匹敵する高度な防御能力を備えているのだ」※
(by海馬のバイアン:聖闘士星矢 海皇ポセイドン編 より)

聖闘士聖衣神話 シーホースバイアン
と豪語できるだけの防御能力を備えるようになるのだろうか。だとしたら一着欲しいぞ(笑)。あ、でもどうせなら黄金聖衣のほうがいいなぁ…。
閑話休題、この防弾チョッキの研究がさらに発展し、一般的な衣服においても防弾・防刃能力が向上した製品が出回るようになれば、救われる命が増えるのではないだろうか。もっとも、そんな心配をしなくてもよい社会になるのがベストだが。
※ご存知無い方のために…読み方解説
・海闘士=マリーナ
・鱗衣=スケイル
・黄金聖衣=ゴールドクロス
◆最後までお読み頂きありがとうございました。


















>しかしこの小魚のうろこの構造を見て「これは防弾チョッキにつかえる!!」と思い至った人の慧眼さに感服!w
そうしたところに気がつくか否かが、天才と凡人の分かれ目なのかもしれませんね。
(^^)