ここはアメリカ・フロリダ州キーウェスト。この地で行われた或る会合の様子を撮影したのが、上の写真。被写体が皆、服の色とデザインだけならまだしも一様に恰幅の良い初老の男性たちなのである。しかも彼らは、単に服装や背格好が似ているというだけではない。白いアゴヒゲを蓄えたその容貌までも酷似しているのである。そんな人たちが何人も何人も写っているこの写真を見て、思わず
「ス…スタンドはひとり一体 ほ…本物はどいつだ!?」
(by花京院典明:ジョジョの奇妙な冒険第三部 より)

ジョジョの奇妙な冒険 (18) (ジャンプ・コミックス)
と呟いてしまったが、さて“彼ら”の正体とは…
ヘミングウェーの歴代「そっくりさん」が一堂に
(ロイター)
今月17日に当地で行われた、アメリカの文豪アーネスト・ヘミングウェイの『そっくりさんコンテスト』の歴代優勝者達なのである。なるほど、道理で似ているわけだ。なんでも同コンテストはヘミングウェイの文学とライフスタイルに敬意を表して毎年行われているそうだ。
ヘミングウェイは釣り・狩猟・ボクシング・闘牛といったアクティブなスポーツを生涯愛し、結婚・離婚を繰り返す派手な私生活を送った。また戦争が起こると積極的に取材に出かけて純粋(単純?)な英雄主義的精神を発揮する一方で、友人を己の著書に実名で登場させた上で徹底批判するといったような情け容赦ない一面もあった。
これらの特徴は、我々が一般的にイメージするアメリカという国のイメージに近いと指摘する文章をどこかで読んだ気がしたが失念した。要するにヘミングウェイがアメリカ人に愛される理由は、彼がアメリカという国の生き様を体現しているからに他ならないということになるようだ。
となるとヘミングウェイが鬱病に苦しんだ挙句に最期は猟銃自殺したこともアメリカの(以下ご想像にお任せする)となるが、これはそうならないように気をつければいいだけのこと。そのためには、ヘミングウェイの生涯の派手で輝かしい部分だけではなく、苦悩や孤独といった部分まで彼の人生から学ぶ必要があるだろう。『そっくりさんコンテスト』での歴代優勝者の皆様には、ぜひ率先して学習・実行していただきたい。
ことはアメリカだけではなく、日本も、その他の国もそうだと思う。国の性格やイメージを変えていくには、国民ひとり一人のささやかで地道な努力・実践の積み重ねしかない。「国を変えるのは政治家の仕事」と思っている人がいるかもしれないが、政治家とは(基本的に)国民の代表。国民の質以上の政治家は生まれないのだ…。
◆最後までお読み頂きありがとうございました。
タグ:ヘミングウェイ

















小ネタを披露。
昔、チャップリンの全盛時代、地方で開かれていた「チャップリンそっくりさんコンテスト」にお忍びでチャップリン本人が参加して堂々の二位に輝いた事があるそうですwwww
>昔、チャップリンの全盛時代、地方で開かれていた「チャップリンそっくりさんコンテスト」にお忍びでチャップリン本人が参加して堂々の二位に輝いた事があるそうですwwww
そうゆうコネタは大好きです!本物のチャップリン氏を差し置いて優勝した方は、どんな方だったのでしょうか?気になります。