2016年06月25日

イギリス国民投票でEU離脱派勝利!の報に思うこと

既にご存知の方も多いだろう。イギリスで23日に行われた欧州連合(EU)からの離脱を問う国民投票で、離脱票が投票総数の半数を上回った。

英国がEU離脱へ BBC「離脱票が半数上回る」
(朝日新聞)
http://www.asahi.com/articles/ASJ6R7WSFJ6RUHBI03W.html



28カ国からなるEUから加盟国が脱退する初の事例となる。

EU離脱、背景に移民問題 英国民投票、首相が辞意
(朝日新聞)
http://www.asahi.com/articles/ASJ6S5J6QJ6SUHBI02G.html



これにより、EU残留を訴え続けてきたキャメロン首相は辞意を表明。

東証1286円安、欧米も急落 G7、安定化へ協議 英、EU離脱へ
(朝日新聞)
http://www.asahi.com/articles/DA3S12426285.html



また、この結果を受けて世界中で株価は急落、為替相場も一時1ドル=100円を超える強烈な円高となるなど、世界経済は大混乱となった。

今後イギリスは、EU基本条約の規定に従い、2年をかけてEU側と離脱の協定を結ぶ交渉に入る。さらに欧州の単一市場へのアクセスを失うため、イギリスは改めてEU側と貿易協定の交渉を行うことになる。

本件は暫く前からちょくちょく話題となっており、離脱の方にイギリスの世論が傾く度に株式や為替といった金融マーケットがネガティブに反応していた。なぜならEUから離脱すれば、イギリスにとってEUへの輸出に際して関税を支払わなければならないようになるし、EUへの窓口としてイギリスに支店をおいている海外企業は離れていくと考えられるからだ。故に残留派は、経済への悪影響を主に訴えていた。

一方で、EUに加盟していることでイギリスは難民・移民の受け入れを拒否できない。EU加盟国には一定の割合でEU域内の難民・移民を引き受けなければならない制約があるためだが、これがイギリスの雇用や社会保障、治安の不安定要因になっているというのが、離脱支持派の大きな言い分だった。

その中で、このたびの離脱派の勝利という結果は、イギリス国民は目先の経済不安よりも将来のイギリスへの不安を断つという選択をしたことになる。この選択により、未来のイギリスが嘗ての大英帝国のような繁栄を取り戻せるのか、そこに行き着く前に目先の経済不安に押しつぶされてしまうかは、正直言って現段階での判断は難し。それぐらい今回の選択がイギリスと世界に与える影響は大きすぎるのだ。まあ現在の金融マーケットの混乱は、要因が織り込まれれば落ち着いて来るとは思うが。

ともあれ、今回のイギリス国民の選択がイギリスにとって大英断だったとなることを願い、イギリス人なら誰もが知るという伝説の騎士の言葉をイギリス国民の皆様に捧げ、本稿の末尾としたい。

「ジョナサン… このおれの剣に刻んであるこの言葉をおまえに捧げよう! Luck!(幸運を) そして君の未来へこれを持って行けッ!
PLUCK(勇気を!)」
(by.黒騎士ブラフォード:ジョジョの奇妙な冒険)

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ジョジョの奇妙な冒険第1部ファントムブラッド総集編 1 (集英社マンガ総集編シリーズ)



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2016年06月12日

「ジムのフィットネス器具には便座の362倍の細菌がついている!?」と言うけれど……?

知らずに使ってた!ジムのフィットネス器具には便座の362倍の細菌がついている!?
(アメーバニュース)
http://news.ameba.jp/20160611-737/

ジムに置かれたフィットネス器具は、たとえ使用前後に布で拭いていたとしても、細菌まみれだということが明らかになった、と記事は伝えている。なんでもバーベルにはトイレの便座の362倍、バイクにはカフェテリアにある再利用トレイの39倍の細菌がついていたとのこと。調査で見つかった細菌の70%以上が、人体に影響を及ぼす恐れがあるといい、「バーベルやバイクのハンドルを握るたびに、病気や感染のリスクにさらされているといえる」としている。

そういえば、

「今度、ぶどうヶ丘高の方に『スポーツジム』がオープンするそうだが…… 真剣に『会員』になることを考えたよ…『体力』をつけなくっちゃあな…… でも、あーゆートコの『会員』ってのは、どーなんだろうな? 一週間もフロに入ってないヤツが、チンポいじった手で、同じダンベル持ち上げたり、プールに入ったりするのかな?」
(by.吉良吉影:ジョジョの奇妙な冒険第四部 より)

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超像可動 「ジョジョの奇妙な冒険」第四部 26.吉良吉影・セカンド(荒木飛呂彦指定カラー)

と気にしていた人が居たが、その懸念が当たってしまったということになる。

しかし記事にもあるように、これらの菌は人体や自然界に存在する菌であり、それ自体は特別驚くようなことではない。使用後に手を洗えば済む話ではないだろうか? また近年では、行き過ぎた清潔重視(潔癖)のために抵抗力がつかなくなってしまったり、アレルギーなどの発症の原因となっている、なんて話もある。何事も過ぎたるは及ばざるが如しなのだ。

以前、「列車やバスの吊革が汚く思えて触れない」という人がいると話題になったが、そもそも街中に出れば、吊革だけでなくエスカレーターの手摺やエレベーターのボタン、ドアノブなど、不特定多数の人が触る場所は無数に存在する。また紙幣や硬貨だって不特定多数の人が手を触れたものだし、こんなことを気にしていたら他人と握手もままならない。

もし日常生活に支障をきたすぐらい公共物の衛生面が気になって仕方がないのであれば、強迫性障害(強迫神経症)のひとつ不潔恐怖症(俗に言う潔癖症)の可能性があるので、医療機関の心療内科などを受診されたし。


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2016年06月05日

「おれの名を言ってみろ!!」元世界ヘビー級王者モハメド・アリ氏の訃報に寄せて

モハメド・アリさん死去 元ヘビー級王者 差別とも闘う
(朝日新聞)
http://www.asahi.com/articles/ASJ643CTKJ64UHBI00M.html

蝶のように舞った20世紀の英雄 アリ氏が天に舞う
(日刊スポーツ)
http://www.nikkansports.com/battle/news/1658378.html



プロボクシングの元世界ヘビー級王者モハメド(ムハマド)・アリ氏が3日(日本時間4日)、米アリゾナ州の病院で74歳の生涯を閉じた。

アリ氏は、20世紀のアメリカ、いや世界を代表するスーパースターの一人と言っていい。

モハメド・アリ(Wikipedia)

アリ氏は旧名をカシアス・クレイといい、12歳からボクシングを始めた。60年のローマ五輪でライトヘビー級の金メダルを獲得したが、米国へ帰国後に黒人であることを理由にレストランで食事の提供を拒まれ、メダルを川に投げ捨てたというエピソードがある。

程なくプロボクサーへと転向すると、22歳の若さで無敗のまま世界ヘビー級王座を獲得。当事「鈍重な大男同士による力づくでの殴り合い」だったヘビー級ボクシングにおいて、華麗なフットワークで相手の攻撃を躱してからの素早いカウンター攻撃で戦うアリ氏のファイトスタイルは「チョウのように舞い、ハチのように刺す」と喩えられ、人々を魅了した。



同時期に黒人指導者のマルコムXらの影響を受けてイスラム教に改宗し、名前をモハメド・アリに改めた。

なお当事、或る対戦相手が試合前にアリ氏を旧名であるカシアス・クレイの名で呼んで挑発したことがあったのだが、これに怒ったアリ氏は

「おれの名を言ってみろ!!」
(by.ジャギ:北斗の拳 より)

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と叫びながら試合内容で完全に相手を圧倒しただけでなく、意図的にKOせず試合を長引かせて判定勝ちしたというエピソードがある……つまりジャギの有名なセリフの元ネタはアリ氏なのだ。

閑話休題、プロとして無敗のままだった67年、信仰とベトナム戦争への反対を理由に米軍への入隊を拒否して王座を剝奪され、黒人解放運動に参加。ライセンスを再取得すると3年7カ月ぶりにリングに復帰して、当時無敗の王者ジョージ・フォアマンに挑戦すると、圧倒的不利の予想を覆して王座返り咲きに成功。開催地の名前から「キンシャサの奇跡」と称された。



しかしこの頃のアリ氏は既に全盛期を過ぎており、ロープにもたれながら防戦し、相手のスタミナを消耗させてから反撃する作戦を多用。これが遠因となったのか引退後にパーキンソン病にかかり、長い闘病生活を送ることとなった。それでも96年のアトランタ五輪では、病気の影響で手が震えながらも聖火点灯の大役を果たす。05年には米国市民最高の栄誉「大統領自由勲章」を受けた。

いつもながら取り留めのない文章になってしまったが、ご冥福をお祈りして末尾としたい。


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posted by 只今 at 18:52| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 雑感:スポーツ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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