2018年08月12日

自由が丘『インド食堂 ふたば』さんで人気店化の予感を覚えるの事

災害レベルの猛暑で、最近の週末は思うように外出できない日々が続いた。
そんな猛暑も一息ついたこの日、久しぶりに外食ランチを楽しもうと思ったが、疲労の蓄積により遠出はせず近所でランチを取ることに決め、向かった先は……。

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インド食堂 ふたばインド料理 / 自由が丘駅奥沢駅九品仏駅

東急東横線ほか自由が丘駅から徒歩3〜4分、同駅の南口を出て、九品仏川緑道の一本裏の通り、通称「うら通り」沿いにあるビルの2階に店を構える(詳しい場所は上部リンク先、または記事下の地図を参照)『インド食堂 ふたば』さん。

昨年秋のオープンなので、この界隈ではまだ新参。以前は別の名前のインド料理店だったと記憶しているので、経営者が変わった上で改て出来たお店のようだ。

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店内の様子

インド“食堂”とネーミングされているが、なるほど明るいトーンで纏められた内装は、本格的なインド料理店というより「インド料理も出す居酒屋・食堂」といった雰囲気。変に本格派感が無いだけ入店しやすいのは嬉しいかぎり。実際、近所のスーパーマーケットで買い物を済ませ、レジ袋を持ったままお店に立ち寄った女性もお客として来店していた。

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満腹セット(1200+ドリンクセット150+税=1458円)

今回の注文は、同店のランチメニューではハイエンドとなる満腹セット。

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複数(この日は5種類)から3種を選択するカレーに、

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サラダ・タンドリーチキン・シークカバブ(シシケバブ)・キムチのような辛い漬物(店内掲示物ではインド風キムチと表記)サフランライス、

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そしてナン(とセットオーダーのラッシー)という盛りだくさんの内容。
なおナンとライスはお代わり自由となっている。

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入店しやすいからといって侮るなかれ。物の本によれば、同店のシェフは北インドの5つ星ホテルの元シェフとのことで、味も折り紙つき。元がホテルのカレーだからかスパイシーさは控えめで野菜の甘みを中心に味が組み立てられているが、だからといって物足りない感じはまったくなく美味しくいただける。スパイスの効能で食欲が増進されるのか、疲労が蓄積して食欲も減退していたはずなのにナンをお代わりしてしまった。

まだ開店してから1年経っていないので穴場的な扱いだが、もっと多くのメディアに取り上げられて人気店化するのは時間の問題かも。皆様もお試しあれ。





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2018年07月15日

池尻大橋『鶏舎』さんで「冷やし葱そば はじめました」を心待ちにしていたの事

酷暑続く中ではあるが、それでも腹は減るもの。とはいえ涼の取れるものが食べたくなる時でもあるので、向かった先は……。

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鶏舎中華料理 / 池尻大橋駅神泉駅駒場東大前駅

東急田園都市線の池尻大橋駅から徒歩10分弱。東急東横線の中目黒駅からは徒歩15分強、首都高速3号線大橋JCTにほど近い住宅街の一角にある(詳しい場所は上部リンク先、または記事下の地図を参照)赤い看板が目印の『鶏舎』さん。屋号は「けいしゃ」ではなく「ちいしゃ」と読む。ご家族で運営されている、いわゆる「街の中華料理屋さん」なのだが、メディアへの露出も多い人気点。なにしろ、ご覧のとおり酷暑の中でも順番待ちの行列が日常なのだ。

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店内の様子

30分ほど行列に並んだ末に入店。店内はカウンター席とテーブル席があるが、いずれも満員御礼。町中華にありがちな油で薄汚れた感じはなく、清潔感があるのは好印象。

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餃子(500円:税込み)

メインディッシュが着丼するまでの間、餃子で腹ごしらえ。

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昨今では逆に珍しくなったニンニクを効かせているタイプで、ミッチリ詰まった具の美味しさも然ることながら、それを包む皮も食べごたえあり。特に餃子の口を閉じている襞の部分が口の中に好印象を残す。

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冷やし葱そば(950円:税込み)

そして餃子を食べ終える頃、本日の主賓、冷やし葱そばが着丼。
大量に添えられたネギの白色とキュウリの緑色のコントラストが美しい。

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夏季限定メニューで、他店で言えば冷やし中華のポジションにあるメニュー……というより、元々は冷やし中華もメニューにあったのだが、オリジナリティ溢れる冷やし葱そばの方が人気となり、一本化された次第。同店の大人気メニューのひとつで「冷やし中華 はじめました」ならぬ「冷やし葱そば はじめました」を心待ちにしているファンも多いとか。

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物の本によれば、ネギは細かく刻んだ上、冷水に晒して辛味を抜くとのこと。これに自家製のネギ油をベースにしているというオリジナルのタレを絡めて麺と共に頬張れば、ネギの香りとタレの美味しさが食欲を刺激する。驚くのは麺自体もシコシコした食感とツルンとした喉越しが両立された美味しさであること。冷やし中華系で麺自体の美味しさが印象に残るのは珍しいのではないだろうか?

おかげで通常の1.5倍はあるという麺量にもかかわらず、また酷暑の中で長時間行列に並んで体力が消耗しているにもかかわらず、瞬く間に完食してしまった。皆様も訪れてみては?





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2018年07月01日

大井町『牛八』さんで、ボリューム満点の「日常の美味しさ」で胃の腑が充たされるの事

6月は土日も含め所要で遠出することが多く疲労困憊。6月最後の日となった昨日も、昼過ぎまでウダウダとベッドで過ごした。
食事も軽く済ませようかと考えたのだが、こんな時こそ栄養補給だ!と思いたち、向かった先は……。

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牛八カレーライス / 大井町駅鮫洲駅青物横丁駅

JR大井町駅の西口から徒歩1〜2分、東急大井町線の大井町駅からも至近の駅前にある(詳しい場所は上部リンク先、または記事下の地図を参照)『牛八』さん。カレーと丼ものを扱う立ち食い形式のお店で、そのリーズナブルさから大井町界隈の名物店として近隣のサラリーマンを中心に支持を得ているお店である。

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店内の様子

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TV番組から貰った表彰

わずか3坪程度と思われる店内はとにかく狭く、お世辞にもキレイとは言えない(苦笑)。
その雑然さはTV番組で「汚いけど美味しいお店」という貶してるのか褒めてるのか良くわからない表彰を受けるほど。
ちなみに店内ではエアコンと扇風機が全力可動しているが、厨房側のドアが開放されているので効きはあまり良くないのでご注意を。

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スタミナカレー/中/辛口(650+50円:税込み)

今回の注文は、同店の一番人気商品、豚丼とカレーを同じ皿に盛り付けたスタミナカレー。
なんと注文してから1分もかからずに到着。時間の無いときは、こうした提供の早さも有り難い。

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いまでこそ、カレーと他の丼ものの具を同時に皿に盛るメニューは珍しくなくなったが、同店(正確には同店の元となった今は亡き牛丼チェーン店)はその嚆矢といえる。
なお、中サイズでもご飯は茶碗3杯分というボリュームだ。

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16種のスパイスを使った自家製のカレールウは、「辛口」で注文したものの、相当にマイルドな味わい。
黄色くて粘度の高いドロッとしたタイプで、身も蓋もない言い方をすれば給食のカレーを少しブラッシュアップした感じ。
本場のインドカレーなどに慣れてしまうと物足りないかもしれないが、同店のカレーはハレの日のご馳走ではなく、あくまで普段から頻繁に食べる家庭の食事の代わりなのだから、これぐらいの程よい美味しさが丁度よいと思う。

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そして豚丼部分は、入念に煮込まれていることもあり甘辛く、かつ濃いめの味付けになっており、ご飯と共に掻き込むと良い感じ。
少しカレー部分と混ぜて食べたりすると、味が膨らんで面白い美味しさになる。


立ち食いそばには手打ちの高級蕎麦にはない独自の美味しさがあるように、『牛八』さんのスタミナカレーには高級店にはない「日常の美味しさ」があると思う。皆様も訪れてみては?





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2018年06月17日

新宿西口『光来』さんの「中華そば」は、東京醤油ラーメンの“見本”である事

6月は土日に用事が集中。そんな状態ではあるが、僅かな時間の隙間を見つけて向かった先は……。

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光来ラーメン / 新宿西口駅西武新宿駅西新宿駅

新宿大ガード西交差点を超えて小滝橋通り界隈に来ると、日本屈指の繁華街を有する新宿とはいえ住宅街の要素も出てくる。そんな小滝橋通りから左手方向に進み、柏木公園という小さな公園の側にあるのが(詳しい場所は上部リンク先、または記事下の地図を参照)、今回ご紹介する『光来(こうらい)』さん。最寄り駅は都営大江戸線の新宿西口駅だがJR新宿駅からも徒歩で5〜6分ほどで到着する。

とてもノスタルジックな外見だが、なんと1953(昭和28)年創業という歴史あるお店。新宿大ガード西交差点から職安通りまでの界隈はラーメン激戦区として知られているが、その嚆矢ともいえるお店といえるだろう。今もなお、開店前から店の前で待ち構える人がいる人気店である。

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店頭に置かれたメニュー

驚くなかれ、このご時世に「中華そば」が400円!その他のメニューも軒並み財布に優しい価格帯だ。驚愕の値段設定だが、これは店頭の看板にあるように同店が中華麺や点心の製造会社の直営店であり、かつ自社倉庫を兼ねている事が大きい。家賃や輸送・保管料のような諸経費をカットできる故の強みだ。

また、これは想像だが、同店は自社製品のPRショップ的な役割を担っていて、そのお値打ち価格は広告宣伝費としての意味合いが含まれているからではないだろうか。

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店内の様子

閑話休題、店頭の券売機で食券を購入し入店。店内も外見に負けず劣らず昭和ノスタルジック感全開。ドラマの撮影に使えそうなぐらいだ。

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中華そば(400円:税込み)

さて、待つことしばし、中華そばが着丼。

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ワンコインでお釣りが来る価格にもかかわらず、チャーシュー(煮豚)、煮玉子、メンマ、ほうれん草に、今では絶滅危惧種となったナルトまで入っている! そのビジュアルは典型的な東京醤油ラーメンで、このまま食品サンプルとして保存したいほどだ。

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鶏ガラベースのスープは、醤油の尖った味もせず、優しくアッサリとした味わい。基本的故に一口めのインパクトは弱いかもしれないが、毎日でも口にできる安心安定の味わいである。

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麺は黄色い縮れ麺で、これまた東京ラーメンの王道スタイル。若干柔らかめの茹で加減だが、マイルドな味わいのスープとは相性バツグン。

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チャーシュー(煮豚)をはじめ、各々の具も手抜かりなし。特に煮玉子は、昨今流行りの味付きタイプではないのだが、スープとの親和性を考えると良いチョイスだと思う。


単に「お値打ち価格」や「昭和ノスタルジック」だけではラーメン激戦区を生き残れない。
“自社製品のPRショップ”という性質ゆえの、東京醤油ラーメンの“見本”ともいえる同店の中華そばを、皆様もお試しあれ。





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2018年05月27日

大森『大連』、住宅街に潜む名店で羽根つき餃子を頂くの事

このごろは疲労の蓄積が激しく、この日も週末だというのに身体を動かせるようになったのは昼を過ぎてから。
そんな自分を奮い立たせ、向かった先は……。

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大連餃子 / 大森駅大森海岸駅

JR大森駅から徒歩10分ほど。山王小学校付近の住宅街に店を構える(詳しい場所は上部リンク先、または記事下の地図を参照)『大連』さん。レベルの高い中華料理が頂けてメディアへの露出も多いにも関わらず、「街の中華屋さん」のように気楽に入店できるのがありがたいお店である。

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店内の様子

入店したのは昼の部の営業終了が迫る時間帯だったためか、私の他に客の影は無し。壁に貼られたメニュー写真が目に楽しい。

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回鍋肉定食(750円:税込み)

まず到着したのは回鍋肉定食。

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大量の豚肉とキャベツ他の野菜を甜麺醤を使った甘辛ダレで仕上げる、私の好物のひとつ。

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旨味が存分に引き出された豚肉と、十二分に火が通ったキャベツの美味しさ、そこに甜麺醤が加わって、非常に濃厚な味わいになっている。単品で考えると少し味が濃すぎるのかもしれないが、ご飯のお供と考えれば、なんとも頼もしき“援軍”なのである。

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焼き餃子(370円:税込み)

そして暫くすると到着したのが、焼き餃子。

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半月状の大きく美しい羽根が目を引く。ものの本によれば、同店は羽根つき餃子の名店として知られる京急蒲田『你好』経営者の親族が営むお店とのこと。

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その期待を裏切らない餃子の美味しさは見事! なんでも鯛のアラや鶏ガラから取ったスープを餡に混ぜ込んているそうで、タレなどを漬けずにそのまま口にしても大満足の美味しさなのだ。

皆様も訪れてみては?





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2018年05月20日

新宿『粗挽き蕎麦 トキ』さんで、手打ちと見紛うばかりの製麺機製蕎麦を味わうの事

所用で新宿に出没。蒸し暑い所を長時間歩いていたので、冷たい蕎麦を食べたい気分になった。向かった先は……。

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粗挽き蕎麦 トキ居酒屋 / 南新宿駅新宿駅都庁前駅


JR新宿駅の南口から徒歩5〜6分、甲州街道を初台方面に向かって歩みを進め、西新宿一丁目の交差点を代々木方面へ。マクドナルド南新宿店が見えたら、その角を右折して再び初台方面へ。暫く進むと交番が見えてくるが、その左側のビルの2階にあるのが(詳しい場所は上部リンク先、または記事下の地図を参照)『粗挽き蕎麦 トキ』さん。山形県産のそば粉を用いた十割蕎麦と、日本酒が楽しめるお店である。

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店内の様子

店内は入口付近のテーブル席と、店の奥に伸びる長いカウンター席と厨房という構成。木目調の明るい店内が心地よい。

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お得セット(1100円:税込み)

今回の注文は、同店の定番メニューである、お得セット。

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メインとなるお蕎麦に、
※かけ(温)/せいろ(冷) を選択可能

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ウズラの卵入りが地味に嬉しいとろろご飯、

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そして揚げたてのかしわ(鶏肉)の天ぷらがセットになった、文字通りのお得なセットである。

余談になるが「かしわ天を添えるのは饂飩ではよく見かけるが蕎麦では珍しいなあ」と思ったら、ものの本によれば、同店のオーナーは饂飩文化圏の愛媛県出身とのこと。

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閑話休題、肝心の蕎麦は、そのザラついた表面や微妙な不揃いさ、何より実際に口にした際の、粗挽き蕎麦ならではの噛みごたえとザラッとした口当たり、なにより蕎麦の香りと味の力強さによって、実に美味しい蕎麦となっている。私は喉越し爽やかな江戸前の細切り蕎麦も大好物だが、ムシャムシャ噛んで食べる田舎の蕎麦も大好きなのだ。

何より驚くのは、同店の蕎麦は手打ちではなく製麺機で作られていること。これだけ「手打ち感」溢れる蕎麦にも関わらず、言われなければ製麺機で作られたとは気づかない人も少なくないのでは? うーん、技術の進歩恐るべし。

皆様もお試しあれ。





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2018年05月06日

大岡山『九絵』さんで“役者”が揃った定食に満足するの事

ゴールデンウィークだというのに、仕事の都合もあり遠出が難しい(涙)。そこで、かねてより来訪してみたかったが近場のため逆に行く機会を逸していたお店に向かった。

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九絵魚介・海鮮料理 / 大岡山駅緑が丘駅北千束駅

東急大井町線・大岡山駅から徒歩2〜3分、大岡山北口商店街から少し外れた所にある(詳しい場所は上部リンク先、または記事下の地図を参照)『九絵』さん。店名は「くえ」と読む。大型の個体では全長1.3メートルにもなる、偽装問題が起こるほどの超高級魚の名である。

新鮮な魚介料理を頂ける、昼は定食屋で夜は居酒屋、といった感じのお店で、近隣の住民やサラリーマンに愛されている。しかも数年前に人気テレビドラマ『孤独のグルメ』で紹介されて以来、遠方からもお客が訪れるようになった。開店から少し前に現地に到着したので、まだ暖簾は掛けられていなかったのだが、既に店頭に並んでる人や、私と同じくお店の外観を写真に撮っている人達がいた。

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店内の様子

店内はカウンター席・テーブル席・座敷席とあるのだが、なにしろひっきりなしに来客があるので、あっという間にほぼ満席に。近くに東京工業大学があるためか、学生と思しき若者のグループ客が目立った。

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なめろう付 九絵定食(2000円:税込み)

今回の注文は、店名を冠する九絵定食。プラス300円で、なめろう付きにできるので、今回はそちらをチョイス。ランチで2000円は、相当に奮発するレベルだと思うのだが、来店したお客の多くは、同メニューをオーダーしていた。それもそのはず、

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豪快に肉厚で切られた刺身と、

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なんと注文を受けてから煮られた煮魚、

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刺し身で使えるほどの魚を使ったアラ汁、

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鯵ではなく鰹で作られた、なめろう(※三枚に下ろして細く切った魚を味噌や薬味と一緒に粘り気が出るまで包丁でたたいた料理)

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おまけに玉子焼きやキンピラなどまで自家製なのだ。

これだけ“役者”が揃えば、そりゃあ人気メニューになるよなあ……。

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厚切りの刺し身は新鮮かつ食べごたえ十分、出来たての煮魚は煮汁で味が殺されることなく魚本来の美味しさを引き立たせている。なんと同じ皿に盛られた煮大根はわざわざ別口で煮ているという拘りようだ。そりゃあ美味しくないはずがない。人気になるわけである。


これだけの繁盛店なのに、料理に手間ひまをかけ、更に大将夫婦と息子さんの3人だけで回しているためか、とにかくオーダーを通してから料理が出てくるまでに時間がかかる(この日は約50分かかった)。また小さなお子さんは来店お断りだったり、大将夫婦の言葉遣いが荒っぽい(お客相手にはまだマシだが当人たち同士の会話は「喧嘩腰」と表現できるレベル)など、引っかかる点はあるものの、そういった点をクリアーできる皆様は訪れてみては?





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2018年04月29日

六本木一丁目『金子半之助 アークヒルズ店』さんで、コストパフォーマンス抜群の天ぷら定食を頂くの事

週末のこと、起床して間もなく眠い目をこすりながらスマホでニュースサイトを閲覧していると、「あの金子半之助がアークヒルズに出店」の文字を発見し、眠気が一気に吹き飛んだ。

以前に父と訪問した事があり、このブログでも紹介させていただいた『金子半之助』さんといえば、テレビなどで幾度も「行列のできる店」として紹介された天丼専門店。土日ともなると2時間待ちの行列は当たり前という超人気店だ。

そんなお店が天ぷら定食専門店を出店したとなれば“取材”しないわけにはいかない(使命感)! というわけで、さっそく出撃することに。

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金子半之助 アークヒルズ店天丼・天重 / 六本木一丁目駅溜池山王駅神谷町駅

東京メトロ南北線・六本木一丁目駅の3番出口を出て徒歩数分、テレビ朝日のお膝元、アーク森ビルの3階に店を構える(詳しい場所は上部リンク先、または記事下の地図を参照)『金子半之助 アークヒルズ店』さん。正式な店名は『日本橋 天ぷらめし 金子半之助 アークヒルズ店』。

今年(2018年)3月、アーク森ビル3階のレストランフロアがリニューアルしたのだが、その目玉ともいえるのが同店。エスカレーターを降りてすぐの所という好立地なので、迷う心配はない。平日は近隣のビジネスマンが押し寄せ行列必至と聞いていたが、ゴールデンウィークまっただ中ということで、さすがに余裕があった。

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入り口で食券を購入(※本店には無い仕様)し、席に着く。カウンターには、大根の漬物・イカのゆず和え・きんぴら牛蒡の入った木蓋つきの入れ物が置かれていたり、湯呑み茶碗に炒った黒豆が入って居たりするのは本店と同じ仕様。

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天ぷらめし(980円:税込み)

今回の注文は、同店の基本メニューとなる天ぷらめし。

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揚げたての天ぷら全9品が数度に分けて饗される。まずは舞茸および鶏肉(かしわ)の天ぷらと、イカのかき揚げ。

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少しあとでエビ・キス・卵・ナス・シシトウ・カボチャの天ぷらが到着。

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揚げたての天ぷらというだけでもご馳走なのだが、いずれのタネも、衣はカラッと仕上がっている一方で、中のタネは熱はシッカリ通っているものの、フンワリとした柔らかさも残っている。美味しい天ぷらの基本なのだが、作りおきの天ぷらに慣れていると、これが有り難い美味しさなのだ……。

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なお卵の天ぷらについては、ご飯の上に乗せてから中を割って卵かけご飯風にして食べることを、お店の方から勧められる。これも美味しいので是非チャレンジ頂きたい。


まだ開店して間もないため従業員の方がオペレーションに慣れていない(天ぷらは本来3回に分けて出て来るはず)とか、本店では無料で付いてくる味噌汁が別料金(200円:税込み)とか、細かいツッコミどころはあるものの、1000円を切る価格で、このクオリティの天ぷら定食が食べられるのは嬉しい限り。皆様も訪れてみては?





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2018年04月15日

西早稲田『立ちスパ アッパーカット』さんで、完食KOされるの事

ある日のこと、私は予てから訪れてみたかったお店を目指し、高田馬場界隈に出没していた。
目的地は……。

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立ちスパ アッパーカットパスタ / 西早稲田駅高田馬場駅新大久保駅

東京メトロ副都心線・西早稲田駅の2番出口から徒歩5〜6分。諏訪通りを西に進むと道なりに見えてくるのが(詳しい場所は上部リンク先、または記事下の地図を参照)『立ちスパ アッパーカット』さん。

「立ちスパ」とは「立ち食いスパゲッティ」の略で、同店は少々珍しい立ち食い形式――正確には店頭にテラス席はあるが店内は立ち食い形式――のミートソーススパゲッティ専門店である。そして店名が「アッパーカット」なのは、店主が元プロボクサーのため。それゆえ店頭には立て看板代わりに赤いサンドバックがおいてある。

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店内の様子

店内はL字型のカウンターがあるのみで椅子は無し。壁にはボクシングを始めとする格闘技関連のポスターや、同店を訪れた格闘家と思しきの方々のインスタント写真が所狭しと貼られている。店頭の券売機で食券を購入し、カウンターまで移動して暫し待つ。

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ミートソース並盛り+プチスぺ(注:トッピングのこと)A(380+200円:税込み)

今回の注文は、基本メニューであるミートソース並盛りに、トッピング一番人気の茹でキャベツ・焼きチーズ・粉チーズを追加したもの。

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並盛りでも麺500グラムなので、そのビジュアルは迫力満点。スパゲティのようなロングパスタは一人前90〜100グラムが一般的とされているので、通常の約5倍という大盤振る舞いだ。それで一皿380円、トッピングを追加しても580円なのだから、なんと有り難いことか!

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もちろんコストパフォーマンスだけだなく、市販品よりも少し酸味が強くてニンニクの効いた、コクのある具沢山なミートソースが太麺のスパゲティに絡んでとても美味しくいただける。そしてトッピングのチーズ2種が味わいに深みを与えるだけでなく、茹でキャベツが良い塩梅で口直しになるのもポイントが高い。おかげで瞬く間に完食KOされてしまった。

テイクアウトにも対応しているのも嬉しい。皆様もお試しあれ。





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2018年04月08日

中延『大和屋』さんでコロッケそばに舌鼓をうつの事

ある週末のこと、その前日が深夜残業だったため目が覚めるのが遅く、行動を開始したのは昼近くになってからとなった。
済ませたい用事もあったので食事は手早く済ませる事にした。時間が無いときの食事処として重宝するのが路麺店、いわゆる「立ち食いそば屋」だ。本日ご紹介するのも、私が折に触れて利用しているお店の一つだ。

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大和屋そば(蕎麦) / 中延駅荏原中延駅荏原町駅

東急大井町線・中延駅の改札を出るとすぐの所にある(詳しい場所は上部リンク先、または記事下の地図を参照)『大和屋』さん。ご覧の通り、外見はごくフツーの、ありふれた立ち食いそば屋さん。

しかし同店の特筆すべき所は、看板にも謳われているように「自家製天ぷら」という点。なにを隠そう、同店の前身は業者に天ぷらを卸す惣菜店だったのだ。このため同店は「天ぷら・揚げ物の美味しい立ち食いそば屋」として知られ、常連の方に愛されている。

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店内の様子

それ故、天ぷら・揚げ物の種類は豊富。写真では分かり辛いが、天ぷらの衣が薄めなので、素材の味がシッカリ楽しめるし、冷やし系のメニューに乗せても食べづらくない(衣が厚ぼったく、かつ作りおきの場合、衣が固くなってしまってしまう。冷やしメニューでなければ、温かいツユに浸して固い衣を柔らかくできる)。

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コロッケそば(380円:税込み)

そんな同店にて今回注文したのは、コロッケそば。立ち食いそば愛好家のなかでも賛否両論あるメニューなのは承知しているが、まず路麺店でなければお目にかかれないメニューなので、私は時折オーダーする。しかも『大和屋』さんのコロッケは言うまでもなく自家製。これは注文しないわけにはいかない(使命感)!

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そうはいっても、まずは麺から食す(苦笑)。他店と比べても穏やかで優しい味のツユに、標準的な味の麺という構成は、スタンダードな路麺店のソバの味。強烈に美味しい訳ではないが飽きのこない美味しさで、リピーター獲得を前提とする路麺店では良いチョイスと思う。

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そして主菜のコロッケ。ツユが染み込みつつあるのに衣のサックリ感が残っているのは見事。おかげで「ツユが染みてコロッケそばならではの味になっているのにコロッケとしての美味しさも保っている」理想的な状態になっている。そのまま口にしてジャガイモの甘味を堪能するもよし、コロッケを崩して芋と油の旨味が加わったツユに麺を絡めて食するもよし、だ。

皆様も訪れてみては?





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