2018年12月02日

渋谷『麺飯食堂なまじま』さんのガッツリ系中華SETに胃の腑が満たされるの事

今回ご紹介するお店は、「オシャレな街」のイメージが強い渋谷では珍しいガッツリ系。

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なかじまラーメン / 渋谷駅神泉駅代官山駅

JRほか渋谷駅から徒歩3〜4分。渋谷駅から、明治通りを恵比寿方向に進むと進行方向右側にある『麺飯食堂なまじま』さん(詳しい場所は上部リンク先、または記事下の地図を参照)。以前はラーメン専門店だったと記憶しているが、リニューアルで定食系メニューも扱うようになった。ガラス扉の横にある、赤地に白で店名が大書された懸垂幕が目印だ。

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店内の様子

高い天井にコンクリート打ちっ放しの壁など、巷のガッツリ系中華食堂とは一線を画するスタイリッシュな店内。ラーメン専門店だったころの名残りだが、おかげで女性でも入りやすい空気が形成されているのは嬉しいところ。

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日替わりSET(930円:税込み)

今回の注文は、定食メニューの主力になっている日替わりSET。

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メインは丼物で、スタミナ焼き肉丼、ホイコーロー丼、玉子キクラゲ炒め丼、日替わり丼の4種からセレクト。
この日は同店のメニューでも評判の高いホイコーロー(回鍋肉)丼を選択。

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サブは半ラーメンもしくはサラダ&スープから選べる。
ラーメンも4種類の味から選べ、今回はアッサリ味の塩ラーメンを選択。

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物の本によれば、ホイコーローは、キャベツの炒め時間を意図的に短くしてキャベツのシャキシャキ感を残しているのだとか。一方で豚肉はフンワリと柔らかい食感を残しており、そのギャップが飽きさせない。別の言い方をすれば、ガッツリ系中華食堂にありがちな「火の通しすぎ」がないのだ。

そして専用のタレで成された味付けは、正直言って単独で口にすると味が濃すぎるのだが、丼物としてご飯のお供になると、これが良い塩梅の味加減になるのだ……。

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合いの手でアッサリ味の塩ラーメンを口にすると、口の中がリセットされて、新たな気持ちでホイコーローを美味しく食べられるようになるのも良い感じ。


深夜営業(平日は午前2時まで)に対応しているのもありがたい。皆様も訪れてみては?





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2018年11月18日

いづろ通『ほりえラーメン』さんで「おばあちゃんのラーメン」が心に残るの事

鹿児島旅行追想記ラストは、少し時間が遡る。
今回の旅行で、もっとも印象に残ったお店だったもので……。


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ほりえラーメンラーメン / いづろ通駅朝日通駅天文館通駅

そのお店とは、鹿児島市電・いづろ通電停から徒歩3〜4分程度の路地裏、立体駐車場の近くにある『ほりえラーメン』さん(詳しい場所は上部リンク先、または記事下の地図を参照)。

掲げられた暖簾がなければ、とても飲食店が営業しているとは思えないような年季の入った木造建物の入り口をくぐると、

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店内の様子

その外見から察せられる予想を裏切らない雑然とした(注:言葉を選んでいます)店内が待っている。

おおよそ巷に溢れる、店長がイキリ顔で腕組みした写真とラーメンに関する長ったたらしい蘊蓄文が店内にデカデカと掲載されているような有名ラーメン店とは対極にあるようなお店なのだが、この店を抜きにして鹿児島のラーメンは語れないとまで言わしめるほどのお店なのだ。

その理由とは、1960(昭和35)年の創業という60年近い歴史あるお店であるだけでなく、創業者である御年86歳(2018年10月現在:お客さんからの質問にご自身で回答)になる、おばあちゃんがお一人で、今もなお現役で厨房に立って運営されているお店だという事。



代替わりをせず創業者がそのまま厨房に立って運営されている、という観点で言えば、鹿児島はおろか、日本全国を見回しても屈指の長い歴史を誇っている飲食店と思われる貴重なお店なのだ。

閑話休題、私が入店したのは、開店直後の煩雑さから一息ついたころ。割と店内に余裕があって並ばずに着席できた。
おばあちゃんが配膳してくれた、鹿児島ラーメンのお約束である大根の漬物を齧りながら暫く待つ。

カウンター席だったので、おばあちゃんの仕事ぶりを間近に見れたのは幸いだった。おばあちゃんは実に手際よく麺を茹でながら、一度湯を張って予め丼を温め、その湯を捨てて茹で上がった麺を先に丼に入れてから、具を載せ、タレ等を入れ、最後にスープで丼を満たした。その一連のキビキビした動作は、とても卒寿が近いご老人とは思えない鮮やかなものだ。

なお一般的なラーメン店では、先にタレを入れた丼へとスープを注ぎ、後から茹で上がった麺を入れるが、おばあちゃんの手順は逆。おばあちゃん独自のスタイルなのかと思っていたら、東京に帰ってから調べた結果、鹿児島では先麺/後スープの調理法はポピュラーの模様だ。

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ラーメン/普通(300円:税込み)
ライス/普通(80円:税込み)

さて、手際に感心しているうちに、ラーメンが着丼。おばあちゃんが配膳する際に発する「いっぱい食べてね〜」という言葉も心が和む。

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同店のラーメンは普通 or 大盛りの二種類のみで、あとはニンニクを入れるかどうかの選択ができるのみという極めてシンプルな構成。
それにしても、いまどきラーメン一杯300円というのは驚愕である。

そしてサイドオーダーのライスは普通盛りで80円、しかも炊飯器ではなく羽釜炊き。ラーメン共々、恐縮するレベルの値段設定である。

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そんな値段設定にもかかわらず、澄んだ醤油スープのラーメンは、オーソドックスだけどチープさを感じさせない佇まい。

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透明感のあるスープは鶏ガラベースのアッサリ醤油味で、シイタケの出汁もよく効いていて美味しい。一方の麺は軽くウェーブのかかったストレートタイプで、思いのほか量が多い。心持ち柔らかめの茹で加減が、このシンプルなスープに良くあっている。具の種類や量は控えめだが、このオーソドックスな構成のラーメンなら、これでバランスが取れていると思う。

久しぶりにスープも残らず啜ったあとは、木箱にお代をお客が自分で放り込むをいう、まるで田舎で農作物を売る無人販売所のようなシステムで精算。おばあちゃんは「お代は○○百万円ね〜」という昭和の定番ギャグも忘れない。


最後、おばあちゃんに「また来てね〜」と声をかけられ、お店を後にした。
正直、私が次に鹿児島を訪れることができるのがいつになるかは分からない。
でも、おばあちゃんが健在のうちに、また訪れたいと強く思った。

皆様も訪れてみては?


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仙巌園から望む桜島


鹿児島旅行追想記:完





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2018年11月17日

鹿児島空港『スカイテラス』さんで、桜島灰干し弁当を堪能し、鹿児島を後にするの事

鹿児島旅行追想記も残り2回。お付き合いの程を……。


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霧島市・西郷公園の西郷隆盛像

早いもので、鹿児島旅行も最終日となってしまった。
鹿児島市内からバスで鹿児島空港まで移動。搭乗手続きの前に空港近くにある西郷公園の西郷隆盛像に立ち寄り、ご挨拶。

そして鹿児島空港内に移動して搭乗手続きを済ませ、待合スペース入ると少し時間に余裕ができたので、

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スカイショップ スカイテラスカフェ・喫茶(その他) / 中福良駅表木山駅嘉例川駅

鹿児島空港国内線2階、6番ゲート横にある(詳しい場所は上部リンク先、または記事下の地図を参照)『スカイテラス』に立ち寄り。
空港内の飲食店によくある、軽食も扱っている喫茶店のようなお店。ただし焼酎が用意されているのは、いかにも鹿児島らしい。

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店内にあった空弁販売スペース。

せっかくなので鹿児島らしいものを、と思ったら空弁が目に入ったので、購入することに。

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桜島灰干し弁当(750円:税込み)

購入したのは桜島灰干し弁当。空弁ととしてだけでなく、駅弁として鹿児島中央駅でも販売されているが、同駅の駅弁売店で8ヵ月連続で売上ナンバーワンになったという人気弁当である。

なんでも地元の料理研究家の方が、廃業する漁師の方々を見るに忍びなく、考案したのが桜島灰干しとのこと。

参考:【ガイアの夜明け】"食の革命者"たち〜「先人の知恵」で絶品を作る!〜
http://www.tv-tokyo.co.jp/gaia/backnumber4/preview_20170718.html

聞き慣れない言葉かもしれない「灰干し」であるが、機械乾燥や天日干しと並ぶ魚の干物の代表的な製法で、魚介類を布やセロハンなどで包んでから火山灰の中に埋めて吸湿・乾燥させ、干物にしたものを指す。

灰干しは、火山灰が水とともに生臭さを取ってくれるだけでなく、機械乾燥や天日干しと違って表面が乾かないため、身がふっくらと仕上がるのだそうな。

参考:【日経スタイル】奥深い干物の世界 天日干しや灰干し、異なる味わい
https://style.nikkei.com/article/DGXMZO12057780U7A120C1000000

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閑話休題、包み紙を開けてみると、こんな感じ。妙に細長い形をした、経木を模した発泡スチロール製の容器の中にご飯を詰め、その上に下記のような多士済々の具(弁当の掛け紙で丁寧に解説されている)が盛られるという構成。

・桜島灰干し
・寅焼(玉子焼)
・桜島鶏の柚子胡椒焼
・豚の時雨煮
・国産野菜のキンピラ
・鶏の唐揚
・椎茸の旨煮
・花蓮根
・青味
・梅干

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肉も魚も一通り揃っている、いわゆる「幕の内」タイプの弁当なので、見た目が豪華なのは言うまでもないのだが、臭みを全く感じさせず、魚嫌いの人でも美味しく食べられるであろう桜島灰干しをはじめ、どの具もクオリティの高い美味しさを誇るものばかり。鹿児島での旅の思い出に、また旅のお供として、皆様もお試しあれ。





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2018年11月11日

仙巌園『両棒餅屋』さんで、旅の疲れが癒やされるの事

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鹿児島旅行4日めは、鹿児島市中心部から少し遠出して仙巌園(せんがんえん)を観光。
仙巌園とは、薩摩藩主島津氏の別邸跡とその庭園のことで、国の名勝に指定されている。さすがは島津の殿様が築いた大名庭園、驚くほど風光明媚な場所である。

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仙巌園 両棒屋和菓子 / 鹿児島駅鹿児島駅前駅桜島桟橋通駅

仙巌園には土産物屋や食事処も用意されている。小腹も空いてきたので、その中のひとつ『両棒餅屋(ぢゃんぼもちや)』さんにお邪魔した。

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店内の様子

店内空間は併設された土産物屋と共用となっており、飲食部分には縁台が複数用意されている。

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両棒餅(三種6本セット、350円:税込み)

同店の両棒餅は、醤油・味噌・黒糖、の三種類があり、6本入りか10本入りを選べる。
今回は三種類の味をそれぞれ2本ずつ選んだが、もちろん単品での注文も可能。

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紹介が遅れたが、両棒餅とは鹿児島市で古くから親しまれているお菓子で、もち米や上新粉で作ったお餅・団子を3センチ程度の平たい円状にして焼き、竹串を二本刺してタレを掛けたもの。

「両棒(ぢゃんぼ)」とは鹿児島弁で、武士の大小の刀のこと。二本の竹串を武士の大小の刀に見立てたので、この名があるそうな。
決してジャンボジェットやジャンボ宝くじのジャンボ【Jumbo:元は象の名前】ではないので、念の為。

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閑話休題、みたらし味が時代を超えた美味しさの醤油、三種類の味噌をブレンドした同店オリジナル味の味噌、奄美大島の黒糖に黄な粉が振りかけられた上品な甘さの黒糖、いずれもホッと一息つける優しい美味しさ。仙巌園散策の中休みには丁度よいと思われる。

皆様もお試しあれ。





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2018年11月10日

いづろ通『和処 めっけもん』さんで、鹿児島名物てんこ盛りの西郷丼(せごどん)を味わうの事

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鹿児島旅行3日めは市内観光。西郷さんの像にご挨拶。

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西郷隆盛像

東京住まいなので西郷さんというと着流し姿のイメージが強いから、軍服を纏った西郷さんは新鮮な印象を受ける。

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ドルフィンポートより桜島を望む

そして市内をアレコレ散策しているうちに、鹿児島のウォーターフロントにある複合商業施設『ドルフィンポート』までやってきた。
気がつけば時刻は夕方に差し掛かる頃合いとなっており、お腹も空いてきたので、ここで食事をすることに。

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和処 めっけもん和食(その他) / いづろ通駅朝日通駅市役所前駅

やってきたのはドルフィンポートの1階で店を構える(詳しい場所は上部リンク先、または記事下の地図を参照)『和処 めっけもん』さん。鹿児島県で人気の回転寿司チェーン『めっけもん』のグループ店で、鹿児島近郊で水揚げされた鮮度抜群の魚介を使った和食料理が味わえると評判のお店である。

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店内の様子

店内は、ぶっちゃけていえば和風ファミレス。照明が白熱灯なので柔らかく暖かい印象を受ける。屋外の喧騒を忘れる落ち着いた雰囲気だ。

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西郷丼(1382円:税込み)

注文したのは西郷丼。大河ドラマにあやかって「さいごうどん」ではなく「せごどん」と読む。

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うずらの卵が乗ったネギトロを中心に、サツマイモの天ぷら、さつま揚げ、キビナゴの刺身、黒豚肉のしゃぶしゃぶが乗った、鹿児島名物を一度に味わえる贅沢メニューだ。

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セットの蕎麦

なおセットでついてくる麺類は、うどん/そば、温かい/冷たい、を選べる。

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魚介類は鮮度抜群、天ぷらは揚げたて等、いずれも侮れない美味しさ。肉・魚・野菜と食材が闇鍋式に盛られているにもかかわらず、個々の個性がシッカリ感じられ、かつ喧嘩していないのは感心の一言。「鹿児島名物の様々な食材を一度に味わえた!」というお値打ち感も食後の満足度向上に一役買っている。

チェーン展開するお店を軽く見る風潮があったりもするが、料理をビジネスとしてシビアに捉えて向き合う故に、個人経営のお店では生まれない美味しさもあると思う。皆様もお試しあれ。


※余談
今回食した西郷丼だが、私が今回の鹿児島旅行に際して持参したガイドブックには同じメニューが「鹿児島丼」として記載されている。大河ドラマ放送終了後は元の名前に戻るのか、それとも改名したままかは不明。





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2018年11月04日

鹿児島中央『とんかつ川久』さんで、今までの主張が崩壊するの事

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砂むし会館砂楽

鹿児島旅行2日め後半。そうめん流しに舌鼓を打った(前回エントリー参照)のち、指宿まで戻り砂風呂(砂むし温泉)を体験。
なお私がお世話になった『砂むし会館砂楽』さんは、あの日本屈指の有名ローカル番組『水曜どうでしょう』でロケが行われた場所なので、ご存知の方も多いかもしれない?

それはさておき、砂風呂体験ののち指宿の駅まで戻ったものの、鉄道の乗り継ぎに恵まれずバスで鹿児島市内まで戻った。
その後、ホテルには戻らず鹿児島中央駅界隈をぶらついて夕刻まで時間調整を行う。
あるお店の、夜の部の開店に合わせるためだ。そのお店とは……。

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とんかつ川久とんかつ / 鹿児島中央駅都通駅鹿児島中央駅前駅

JR鹿児島中央駅から徒歩3〜4分、鹿児島中央駅東口から右手側にあるベル通りという商店街を進んでいくと到着するのが(詳しい場所は上部リンク先、または記事下の地図を参照)『とんかつ川久』さん。

鹿児島県は肉用牛・豚・鶏(ブロイラー+鶏卵)の産出額が全国一という畜産王国とのこと。
(参考:月刊「事業構想」2016年4月号:https://www.projectdesign.jp/201604/pn-kagoshima/002810.php

よって、それらを用いた肉料理を出すお店もレベルが高くなるのは自然の成り行き。同店は、そんな鹿児島においても指折りのトンカツの名店として知られており、メティアへの露出も多い。なんでも鹿児島の老舗精肉店『瀬戸口精肉店』の直営店なのだとか。

私が訪れたときは店舗の外装を工事中だったが、それにもかかわらず開店前から待ち人が店舗前に並ぶ盛況ぶりだ。

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店内の様子

和風な内装の店内はテーブル席と小上がり(座敷席)がある。地元民と思われるラフな格好の男女からスーツケース持ちの旅行者まで、客層は幅広い。なおオーダーを通す際、提供まで時間がかかる旨を告げられたが承諾した。

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上ロースカツ定食(1600円:税込み)

今回の注文は、同店の主力商品だという上ロースカツ定食。

メニューには「黒豚ロースカツ」という文字も見えたので、「やはり鹿児島に来たからには名産の黒豚かなぁ」と迷ったのだが、先程書いたスーツケース持ちの旅行者の方が「黒豚のほうが美味しいの?」と店員さんに質問し、どちらも変わらず美味しいといった趣旨の返答をされていたので、素直に値段の安い(笑)普通の豚肉の方を選択した。

なお、東京に戻ってから調べて判明したのだが、同店は黒豚以外のメニューでは、ひなもりポークという、霧島山麓で育てられた黒豚に勝るとも劣らない美味しさを持つ白豚で、かつ白豚ゆえにコストパフォーマンスも良いという銘豚の肉を使用しているとのこと。

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250グラムもの豚肉を用い、自家製パン粉を用いて揚げられたトンカツは大迫力かつ衣がキメ細かく、絵になる美しさ。
今風に「インスタ映え」する見た目、というと伝わるかな?

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切れ目を入れられたカツの一片を90度回転させてみた。切断面が僅かにピンク色なのが見て取れる。
これ故に、オーダーを通す際、店員さんから「当店のトンカツは……」的な事前の指摘があるのだが、予熱で火が通り、食べる頃には最適な火加減になっているという寸法である。

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左から、柚子味噌・醤油ダレ・ソース(ウスターソース)

この、見ているだけでテンションが上がるトンカツを、いずれも自家製となる3種類のソース(柚子味噌・醤油ダレ・ソース(ウスターソース))でいただくのだ。

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口にして驚いたのは、これだけ分厚く切られているにもかかわらず、苦もなく噛み切れる肉の柔らかさ。よくテレビのグルメ番組などでレポーターが「お肉が口の中で溶けてしまう〜」といった表現を使っているが、まさかステーキではなくトンカツでそのような体験ができるとは!

さらに肉自体の旨味もしっかり、衣もサックリして美味しいのはもちろんだが、なにより驚愕したのは脂の美味しさだ。私は常日頃より「ロースは脂がキツいのでヒレの方が美味しい」と主張していたのだが、同店のトンカツで主張が崩壊してしまった。ロースなのに脂が軽く、後口にしつこさや重みが残らないのだ!

なおソースではなく、塩をパラパラとかけて食べても美味しいのには更に驚き。同店のトンカツは私の中で「マイ・ベストトンカツ」に位置してしまった。もう他のお店でトンカツを食べても満足できないんじゃないかな……それだけが心配。

皆様もお試しあれ。





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2018年11月03日

開聞『指宿市営 唐船峡そうめん流し』さんで、浅はかな思い込みを打ち砕かれるの事

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枚聞神社

鹿児島旅行2日め。早朝に目を覚ました私は、鉄道を乗り継ぎ、薩摩半島の南端、開聞岳を仰ぎ見る枚聞神社(ひらききじんじゃ)に参拝。

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唐船峡 そうめん流しそば・うどん・麺類(その他) / 開聞駅

その後、バスに乗り込んで北上し、10分少々で到着したのが(詳しい場所は上部リンク先、または記事下の地図を参照)『指宿市営 唐船峡そうめん流し』さん。

唐船峡とは、環境省による平成の名水百選にも選ばれた湧き水「唐船峡京田湧水」が豊富に湧き出る水資源豊かな渓谷。
しかし景勝地というよりも……。

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店内の様子

モーターの力で水流を発生させたドーナツ状の容器に、そうめんを流して食す、回転式そうめん流し発祥の地として知られる。
天然の湧き水が用いられた多数の回転式そうめん流し器が並んでいる店内の光景は壮観の一言。

私が訪れたのは季節外れの、しかも開店直後だったので人影はまばらだったが、オンシーズンともなると、この広々とした空間に90台以上も設置されたテーブルが盛況になるそうな。食券を購入し、席を選べば準備完了。

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A定食(1650円:税込み)

そうめん単品でも注文可能だが、お腹も空いていたので定食を注文。

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まず、一見すると刺し身のようだが鯉の洗い。酢味噌でいただくのだが川魚にありがちな臭みもなく美味しくいただける。
洗いならではの、コリコリとした食感も良い感じ。

※洗い:下ろした魚の切り身を、流水やぬるま湯で臭みや余分な脂分を洗い流したあと、冷水(氷水)に漬けて身を引き締めたもの。

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味噌汁かと思いきや鯉のアラ汁(メニューが「鯉こく(鯉の輪切りを入れて煮込んだ味噌汁)」記載なのはご愛嬌)。

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身が柔らかく香ばしいマスの塩焼き。

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握り飯との相性は抜群。

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そして、そうめんはザルに入れられ、回転式そうめん流し器の中央、つまり“ドーナツの穴”部分に置かれる。

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“ドーナツ”の中を、結構な勢いで反時計回りに回転(左利きの方用に時計回りで回転する場所もある)する流水に、そうめんを一口分ぐらい投入して少し泳がせる。
そうめんが流水の中で踊るように流れる姿は、宙を舞う羽衣のようでビジュアル的にも美しい。

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いつまでも見ていたい衝動に駆られるが、それを堪えて箸で掬う。流水の勢いがいいので、全て掬うには少々苦戦するので注意されたし。

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見事そうめんを箸で掬えたら、同店オリジナルという、少し甘口の麺つゆに漬けていただこう。
驚いたのは、そうめんを一度流水で流すことで、適度にほぐれる上に冷水で締まって、麺の美味しさがアップしていること。
「そうめん流しはエンタテインメント性重視の食べ方で味には影響を及ぼさない」と思っていた私の浅はかな思い込みは打ち砕かれてしまった。

とはいうものの、もちろんエンタテインメント性も十分。私のように一人で訪れるよりも、気心の知れたグループや、特に小さなお子様のいるご家族で訪れたら、大いに盛り上がると思う。

最後に、拾い物ではあるが動画をご紹介。
皆様も訪れてみては?








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2018年10月21日

天文館通『天文館むじゃき』さんで“白熊退治”のコツを掴むの事

チェックイン手続きもそこそこにホテルを飛び出し、鹿児島ラーメンを堪能した私は(前回エントリー参照)、ホテルには戻らず、別のお店に向かった。鹿児島にやってきた大きな目的の一つを果たすためだ。

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天文館アーケード

鹿児島市内には「天文館」と呼ばれるエリアがある。かつて薩摩藩の天体観測所である明時館(別名:天文館)があった事を名の由来とし、南九州随一の繁華街として知られている。

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天文館むじゃきかき氷 / 天文館通駅いづろ通駅甲東中学校前駅

そして鹿児島市電の天文館通電停から徒歩2〜3分、天文館G3アーケード(千日通り)を天文館公園に向かって歩いていき、アーケードの終点近くにあるのが(詳しい場所は上部リンク先、または記事下の地図を参照)『天文館むじゃき』さんが目的地。ここで本場鹿児島の白くま(氷白熊)を食べるのが今回のミッションだ。

練乳をかけたカキ氷に沢山のフルーツをトッピングしたスイーツ「白くま(氷白熊)」は、鹿児島発祥のスイーツ。鹿児島の人が他所で「(カキ氷の)白くまを食べたい」と言ったら、「(動物の)白熊をたべるの!?」と驚かれた……という笑い話も今は昔。近年ではスーパーマーケットやコンビニエンスストアでも販売されている白くまは、全国的にもメジャーなスイーツといえるのではないか。

閑話休題、その白くまを堪能できる代表的なお店として知られるのが、こちらの『天文館むじゃき』さんなのである。

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店内の様子

同店はB1、1、2、4階がそれぞれ別コンセプトの飲食店で、それぞれの所で白くまをオーダーできるのだが、今回は基本ともいえる1階の喫茶店・白熊菓琲さんに入店。数年前にリニューアルしたばかりという店内は、東京都内の有名カフェにも引けをとらないモダンでオシャレな空間となっている。

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白熊/レギュラー(720円:税込み)

今回の注文は、様々なフレーバーのある白くまの中から、一番オーソドックスなメニューである白熊(商品名)を選択。
なお通常サイズのレギュラーと、いわゆるハーフサイズであるベビーが選べるが、今回はレギュラーを選択。

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レギュラーとのことだが、「大盛り」ではないのか? と思ってしまうほど、てんこ盛りにされたカキ氷の量とフルーツの多さに気圧される。スーパーやコンビニの白くましか知らないと、慄(おのの)くこと請け合いだ。正直、女性やお子さんで、同店に初めて訪れたのであれば、ベビーサイスにしておいた方が無難かな、とも思う。

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とはいうものの、上にかかっている練乳の後口の軽やかな美味しさや、様々なフルーツの爽やかな美味しさもあって、結構サクサクと箸……もといスプーンが進む。現物が運ばれてきた瞬間は「無理しないでベビーサイズにしておけばよかったかな?」と少し後悔もしたが、食べ終わってみれば「レギュラーを注文してよかったなぁ」との感想を抱いた。

最後に、これから初めて白熊/レギュラーに挑む方にアドバイスを少々……。
・表面と中心部を軽く和えるようにして食べ進もう!
→練乳がたっぷりかかっているとはいえ、流石に中心部までは染み込んでいないため。
・温かいコーヒーや紅茶などを同時に注文しておこう!
→アイスクリーム頭痛【Icecream headache:冷たいものを食べると頭が「キーン」とくるアレのこと】を防ぐため。


皆様もお試しあれ。





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2018年10月20日

高見馬場『鹿児島ラーメン豚とろ』さんで、思い込みを打ち砕かれるの事

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鹿児島空港にて

数年ぶりに夏季休暇(もう夏じゃないけど)が取れたので、未だ乗るたびに恐怖で体が震える(苦笑)飛行機で鹿児島までやってきた。
歴史物に興味のある身としては、幕末維新の原動力のひとつとなった薩摩国は予てから訪れてみたかった場所のひとつだったからだ。

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霧島神宮

鹿児島空港から鹿児島市内へ移動する道すがら、同県内の有名神社である霧島神宮に立ち寄って旅の無事と良縁(切実)を祈願。

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ここは坂本龍馬が新妻のお龍(おりょう)を連れて訪れた場所とのこと。
なんでも、これが日本初の新婚旅行なのだそうな……。

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鹿児島中央駅

そのため、鹿児島市内についた頃には日も傾いていた。
早々にホテルまで移動してチェックインを済ませたのち、早速出撃。目的地は……。

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鹿児島ラーメン豚とろ 天文館本店ラーメン / 高見馬場駅甲東中学校前駅天文館通駅

鹿児島市電の高見馬場電停から徒歩5〜6分、二官橋通りから脇道に逸れた、病院の向かい側にある(詳しい場所は上部リンク先、または記事下の地図を参照)『鹿児島ラーメン豚とろ』さん。鹿児島ラーメンを代表するお店のひとつとしてメディアへの露出も多い。チェックインしたホテルからも近かったので、こちらにお邪魔することにした。

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店内の様子

店内はカウンター席と小上がり(座敷席)という構成。トータルの収容人衆は24〜5人といったところ。
平日の、しかも宵の口ということもあり、流石に人影はまばら。ただし会話の内容から地元民かつ常連客であろう事を感じ取り、心中でガッツポーズを取る。地元民のリピーターを獲得できているのは優良店の証拠だからだ。

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オーダーを通して待つ間、テーブルに常備されている大根の酢漬け(無料)でおしのぎ。鹿児島ラーメンのお店では定番の仕様とのこと。

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豚とろラーメン(840円:税込み)

今回の注文は、同店の基本となる豚とろラーメン。
なお注文時にスープの「こってり、あっさり」や麺の茹で加減をリクエストできるのだが、今回は初訪でもあり、デフォルト設定のままとした。

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濃厚そうな茶褐色のスープに、(ほぼスープの中に沈んでしまっているが)チャーシューと、その他はキクラゲ、刻みネギと揚げネギ、そして白ゴマを散らしている、という構成。

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まずはスープから。「濃厚そうな」と書いばかりだが前言撤回、とてもアッサリ・スッキリして飲みやすい美味しいスープである。
豚骨のほか、鶏ガラや野菜、カツオなども用いて取ったスープとのことで、見た目とのギャップに加え、「九州のラーメンは濃厚こってりな豚骨スープ」という思い込みを良い意味で裏切られるのが嬉しい。

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麺は中太でストレート。これも「九州のラーメンは極細ストレート麺」という思い込みを打ち砕く代物。しかしアッサリ味のスープとはベストマッチ。デフォルトの茹で加減では若干柔らかめに感じたので、特に硬麺が好きな人は「麺硬めで」とオーダーするのが吉と思う。

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そして店名にも冠する豚とろは、箸で持ち上げるどころか、摘むのも苦労するほど柔らかい!
物の本によれば、豚1頭から数百グラムしかとれない希少部位「豚トロ」を、丹念に下処理したうえ、秘伝の着けダレと独特の火加減で煮込んで作るとのこと。確かに、アッサリしたスープの味を壊さず、かつ豚肉の自己主張も兼ね備えた美味しさだ。

皆様も訪れてみては?





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posted by 只今 at 20:25| 東京 ☔| Comment(0) | 食:ラーメン | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年10月07日

入谷『割烹さいとう』さんは、プロの料理人も舌を巻くコストパフォーマンスな事

夏の暑さが戻ってきた或る日、元料理人だった父のお供で外食に出かけた。
もっとも、今回の目的地は私も長らく訪れたかったお店だったので、渡りに船ではあったのだが……。

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さいとう魚介・海鮮料理 / 入谷駅鶯谷駅

東京メトロ日比谷線・入谷駅4番出口から徒歩1〜2分、出口を出たら右斜め前方、通りを渡ってすぐの所にある(詳しい場所は上部リンク先、または記事下の地図を参照)『割烹さいとう』さん。鮮魚店直営の海鮮料理屋で、特にランチタイム限定メニューの海鮮丼が名物。何度となくメディアに取り上げられた名店で、この日も開店前から長蛇の列が出来ていた。

私と父は開店時間の30分前ぐらいに到着し、行列に並んだのだが、開店直後に入店できる第一陣には間に合わず。お店の方が行列に並んでいる人たちに予め注文を訊きにきてくれるので、そこでオーダーを通して更に待つ。ラーメン屋などとは違うので、そう簡単に客は回転しない。入店できたのは、行列に並び始めてから約一時間後のことだった。

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店内の様子

店内は座敷席オンリー。したがって相席が基本となる。
同店を訪れた著名人の写真やサインが壁一面に掲示されており、人気のほどが伺い知れる。
なお事前にオーダーを通していたにもかかわらず、更に30分ほど待たされたのは意外だったが「包丁を握れるのが(=調理できるのが)店長だけなんじゃないかな?」とは父の弁。

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海鮮丼/具大盛り(1050円:税込み)

これが同店名物の海鮮丼(具大盛り)。味噌汁と小鉢はセット。なお注文時に
・具をご飯の上に載せる/別盛りにする
・ご飯の普通盛り/大盛り
・酢飯/白飯
を選択できる。私が注文したのは、具をご飯の上に載せるバージョン。

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その日の仕入れ状況によって饗される魚介類には若干の差異があるとのことだが、数々の魚介類が、鮮度抜群の証を見せつけるがごとく輝きを放ちながら、皿から溢れんばかりに盛り付けられているのは圧巻の一言。

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もちろん見た目だけではなく、味も抜群! 物の本によれば同店は鮮度だけではなく天然物の具材を提供することにも拘っているとのこと。新鮮な魚介ならではの癖や臭みの無い良質な美味しさを心ゆくまで堪能できるのだ。敢えて欠点を探すとすれば、具があまりにも多いため、ご飯の上に載せているバージョンだと些か食べ悪いことと、同じ理由で食べ進むうちにご飯が足りなくなってくることぐらいか。

よって同店で海鮮丼(具大盛り)を注文の際には
・具は別盛り
・ご飯は大盛り
をお勧めしたい。


同行していた父に、この話をすると父も同意見で、これを察した父は同メニューを別盛りバージョンで発注したとのこと。
父が発注した同メニューの別盛りバージョンはこちらなので、ご参考まで。

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最後になるが、今回の訪問において一番印象に残ったのは、父が発した「自分は、このメニューを1050円では出せない」という一言。「自前の建物で家賃を、家族経営で経費を浮かせられても、どういうルートで素材を仕入れれば、こんな値段で提供できるのか……」と唸ること頻りだった。

(元)プロの料理人も唸るほどのコストパフォーマンスを誇る『割烹さいとう』さんの海鮮丼を、皆様もお試しあれ。
なお海鮮丼はランチタイム限定メニューなので注意されたし。





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posted by 只今 at 00:42| 東京 ☀| Comment(0) | 食:和食 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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